緑茶の「正しい」淹れ方とやらを試してみたら美味しくなかった件

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茶葉1g、熱湯100㏄、浸出3分!?

結果「まぁまぁ」の味でした(笑)

これが「正しい」とはとても言えないなぁ…

 

 

大分県佐伯市の日本茶インストラクター、はま茶んこと長浜です。

ネットで見かけて気になった記事がありまして。

思わずTweetしたんですけどね。

 

「正しい」って言われてしまうとコレ以外は不正解、つまりダメな淹れ方だ、って思いません?

でもね、お茶の淹れ方に正解なんてない、と思ってる私には強烈に引っかかる記事だったのでとりあえず試してみました。

 

記事にあるとおりに急須と湯呑みを温めておいて、茶葉を1g量ります。

1g…ふだん5~6g使う自分にはメッチャ少ない(笑)

この時点でもう不安しかありません。

そして熱湯を100㏄。

旨みなんて感じられるワケないじゃん!って思いながらとりあえず入れます。

お湯に対する茶葉の割合が…

いつもと違いすぎて不安は募るばかり(´Д`)

 

そしてフタをせずに3分。

この時点で湯温は少しずつ下がっていくんでしょうけど、なにせ熱湯スタートは普段ほとんどしない私。

どんな味になるのか…まぁ渋いんだろうけど…と時間を計ります。

 

3分後。

湯呑みに注いでみたところ、あれ?意外と黄色くならないものですね。

丁寧に淹れるとキレイな深緑色になるはずのお茶なので、まぁやはり残念な色なのですが。

 

茶殻はこんなカンジ。

色は良いけど量がいつもと違いすぎて笑ってしまう。

こんな量じゃ食べごたえもない!(違)

 

で、肝心の味わいは、というと。

 

…やっぱりイマイチでした(笑)

熱湯で淹れてるから旨みはかなり感じにくいです。

サッパリと飲める、といえばそうなんですけどね。

 

今回使った茶葉は100gで1,500円クラスの上級深蒸し煎茶。

やっぱりこういう茶葉は湯冷まししてじっくりと淹れるのがオススメかなぁ。

 

もちろん熱めで淹れてカテキンやカフェインを積極的に摂るのもアリですよ。

なので「正しい」淹れ方なんて「無い」んです。

 

高温で淹れると苦く渋くなりやすい。

低温で淹れると苦み・渋みが抑えられて旨みが感じやすくなる。

 

それを基本として覚えておいてもらって、あとは自由で良いんです。

茶葉の量も、お湯の量も、温度も、自由です。

お茶の淹れ方に正解なんてありません!

 

「こうやって淹れるとこうなりますよ」

という説明があるだけなら良いんですけど、「正しい」と言われてしまうと少しイラっとくる茶ムリエでした(笑)

 

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