雑みのないクリアな味わい、茶殻からはホクホクの栗のような甘い香り。
3煎目までスッキリ美味い!
こういう緑茶も良いですね~(´∀`)
これまでの好みと違うお茶を好きになりました♪
ということで茶ムリエはま茶んの品種茶「りょうふう」試飲レポをお届けします♪
大分県佐伯市、お茶の鶴見園に勤める日本茶インストラクター、はま茶んこと長浜です。
岡山県美作(みまさか)市、海田園黒坂製茶さんの「りょうふう」という品種のお茶。
TOKYO TEA JOURNALの無料定期便、第2弾で届きました。
TOKYO TEA JOURNAL無料購読申し込み
null
岡山といえば美作番茶(みまさかばんちゃ)が有名ですが、今回届いた煎茶は2018年の岡山県の茶品評会で一等を受賞したお茶だとか!
初めて飲む品種、淹れる前から期待が膨らみます(´∀`)
1煎目
届いたのは4gの茶葉。
つまり急須1回分なので色々試すことはできません。
さて、どう淹れようか…
袋には
・甘み★★
・苦み★★
・旨み★
とあったので、少し高め80℃で約1分抽出。
旨みをスポイルしてでも全体のバランス重視にするつもりで淹れてみました。
水色(すいしょく=淹れたお茶の色)はキレイに澄んだ黄色。
いわゆる金色透明(きんしょくとうめい)に近い色。
最近は緑色のお茶が好まれるので深蒸しの深緑色のお茶が多いですが、煎茶の上級品はこの金色透明が良しとされます。
そして味わいはスッキリ!
雑味が全くなく、クリアな味わい。
お茶の甘みと優しい渋みのバランスが心地よい味わいです。
さらに茶殻からはホクホクの栗のような甘い香り!
茶殻の香りを嗅ぎながらお茶を飲むと、栗をお茶請けにしているような感覚にもなって面白い(笑)
普段は鹿児島の深蒸し・かぶせ茶で「濃い」味わいのお茶を飲むので、この「りょうふう」のような金色透明の茶は好みではなかったんですが^^;
これは美味しい!と素直に思えました(´∀`)
2煎目
さっきより少し高めで85℃、15秒。
やや渋みが出ましたが好みの範囲。
スッキリした味わいは変わらず好感度さらにアップ!
3煎目
ポットから直接、90℃、5秒。
…猫舌なので飲めず(笑)
しばらく他の作業をして、時間を置いて飲みました^^;
さすがに味わいは薄くなったものの、スッキリクリアなテイストは変わらず。
渋みが強く出るわけでもなく、美味しく飲み干しました♪
「りょうふう」は美味しいぞ
初めて飲んだ品種、初めて飲んだ岡山の煎茶でしたが、新しい好みを発見できた嬉しい出会いになりました(´∀`)
なかなかシングルオリジンで取り扱うところは少ないでしょうけど、また飲みたい品種です♪
お茶好きなあなた、ぜひ飲んでみることをオススメしますよ!