湯呑みに注いだ深蒸し煎茶の「濃い緑色」、浅蒸し煎茶の「澄んだ黄金色」、番茶の「黄色」に、ほうじ茶の「茶褐色」…
お茶の色は茶種や製法によって様々あってキレイですよね♪
これら全てを、お茶に詳しい人は「水色」だと言っているのをご存知ですか?
実は、この場合の「水色」は「みずいろ」ではなく「すいしょく」と読みます(´∀`)
淹れたお茶の色を表現するときに使用する、いわゆる業界用語ですね。
このお茶のスイショクは、深蒸しらしい綺麗な緑色だね
とか
この煎茶はスイショクは良いけど香りがもうひとつなのが残念
などと使います。
会話で使うならまぁ問題ないんですが、文字にすると読めない人が混乱する、困った用語です。
「このお茶の浸出液の色は」とか「茶液が」とか書きたくないんですけどね…
一般的ではないので、知っていると「通」なお茶用語ともいえます。
ぜひ覚えておいて、どこかでサラッと使ってみてください(´∀`)
鹿児島茶の翡翠色のスイショクが好きな、日本茶インストラクターのはま茶んでした♪