A:産地名のみ=100%、ブレンド=51%以上
鹿児島茶大好き、大分県佐伯市でお茶の鶴見園に勤める日本茶インストラクター はま茶ん こと長浜です。
お店に並んでいるお茶の袋、
「知覧茶」「八女茶」
など産地名のみの商品と、
「嬉野茶ブレンド」「静岡茶ブレンド」
などブレンド品であることを表示した商品があるのをご存知ですか?
これは、お茶に商品名をつける際に決まりごとがありまして。
「産地名のみ」で表示している商品は、その茶産地の原料を100%使用しているお茶。
一方で「○○茶ブレンド」という表示のお茶は、その「○○」という茶産地の原料を51%以上使用してますよ、というお茶です。
私の勤める鶴見園でも、主にスーパーさんへの卸の商材として産地名の入った商品を多数作っています。
知覧茶、鹿児島茶、八女茶、嬉野茶、矢部茶、静岡茶…
「ブレンド」という表示のないものは、それぞれの茶産地の原料を100%使用しています。
知覧茶と鹿児島茶の違いは分かりますか?
鹿児島県は静岡に次ぐ全国2位の大きな茶産地なので、知覧、頴娃(えい)、川辺、有明などなど県全体が産地になっています。
その中でもメジャーな「知覧」という地域で作られた原料だけで作るのが「知覧茶」という表示になります。
鹿児島県内の各産地の原料をブレンドして作ったものを「鹿児島茶」という表示をしています。
一方で、鶴見園の作る「ブレンド」表記のある商品は
「各産地51%以上」と「鹿児島茶」
というブレンド構成になっています。
それぞれ安心して飲んでいただければと思います(^^)
お茶は産地によって味わいが違うので、色々と試されるとお気に入りが見つかりますよ♪
おすすめの淹れ方が気になったらお気軽にご相談ください!
飲み比べみたいな試飲会も楽しいかもしれませんね(^^)
あなたはどの産地のお茶がお好みでしょうか?