大分県佐伯市、お茶の鶴見園の日本茶インストラクター はま茶ん こと長浜です。
2016年11月30日放送のNHKためしてガッテン、見ましたか?
その放送の中で、粉末緑茶を使った緑茶うがいが紹介されたそうです。
さすがはためしてガッテン、放送以降は粉末緑茶の問い合わせが増えているので少しまとめてみました( ´∀`)
あ、私は残念ながら放送を知らずに見逃したので(笑)
NHKのサイトでの情報をもとにしております。
ウイルス&細菌を撃退!「口内フローラ」新健康術SP – NHK ガッテン!
要は、緑茶のカテキンで口の中の善玉菌と悪玉菌のバランスを良くしましょう、ということのようですね。
腸内環境のハナシで「腸内フローラ」というのを聞いたことがありますか?
腸内と同様に、口の中には「口内フローラ」という無数の細菌の集まりがあります。
その「口内フローラ」での善玉菌と悪玉菌のバランスは9:1が理想とか。
悪玉菌にも存在価値があるのも驚きですけど(笑)
その細菌のバランスを改善するために「緑茶うがい」をすすめています。
それも急須で淹れたお茶やペットボトルの茶飲料ではなく「粉末緑茶」での緑茶うがいです。
緑茶などに含まれるカテキンは、歯周病菌のような悪玉菌の繁殖を抑えるだけでなく、善玉菌の繁殖は抑えないという、とっても便利なものです。最近口臭が気になる、歯みがきで出血する、という悩みをお持ちの人は、ぜひ「緑茶うがい」で口内フローラを改善してみてはいかがですか?
ということです。うがいの仕方は、
まず粉末の緑茶を用意して下さい。この際に「粉砕緑茶」を選んだ方が、カテキンの成分を効率よく利用することができます。
緑茶の葉っぱをそのまま粉末にしたもの、という意味でしょうね。
ちょっと横道に逸れますが、緑茶の粉末といえば
・抹茶
・粉末緑茶
・インスタントティー
と種類があります。ご存知ですか?
違いが分かりますか?
他に紛らわしいのが「粉茶」でしょうか。
それぞれザックリ説明すると、
抹茶(まっちゃ)
直射日光を避けて栽培し、特殊な製法で仕上げた「碾茶(てんちゃ)」を原料に、粉末に加工したもの。
粉末緑茶(ふんまつりょくちゃ)
通常の製法で煎茶などに仕上げた茶葉をまるごと粉末に加工したもの。
インスタントティー
緑茶の抽出液を乾燥させて粉末状に加工したもの。
粉茶(こなちゃ)
煎茶などの製造工程で取り除かれた細かい茶葉。
こんなとこでしょうか。
上の3つは水に溶けますが、粉茶は葉っぱなので茶殻として残ります。
抹茶は価格が高いのはもちろんですが、日光を避けて栽培することでカテキンの含有量をあえて抑えてあるので今回の目的には不向き。
インスタントティーではカテキンに特化した商品もあるのでそっちを使ってもよいような気もしますが、ためしてガッテンでは「茶葉そのものの粉末」をすすめています。
で、うがいをするわけですが。
100ミリリットルの水かぬるま湯に、ティースプーン山盛り一杯程度の粉末緑茶を加えてよくかき混ぜます。しっかりと「お口クチュクチュうがい」をして下さい。
※うがいをした後は口をすすがないでください! カテキンをなるべく口の中に留めておくためです。
※夜、歯をみがいた後、寝る前に行うと効果的です。
通常、飲む場合はティースプーンに半分程度で十分なので、かなり濃い目の「うがい専用茶」を作るわけですね。
うがいの後、飲み込むクセのある方(笑)は要注意です!!
それと、夜寝る前が効果的、とのことですが。
茶葉そのものを粉末にしているので当然カフェインも含まれています。
飲み込むわけではありませんが(クセのある方は…以下略)、カフェインに弱い体質の方は気をつけた方がよいかもしれませんね。
起き抜けのはみがきの代わりにも良いでしょうね。
口の中の雑菌を減らして口臭予防、オヤジっぽくヴォェっとなる心配もなく(笑)
濃い目のお茶でシャキっと目が覚めますよ♪( ´∀`)キット