2月4日は二十四節季(にじゅうしせっき)の一つ「立春」。
暦の上では春になる節目の日ですが、お茶屋さんにとっても大事な節目となります。
なぜだか分かりますでしょうか?
それは、茶摘みの歌に歌われる「夏も近付く八十八夜♪」の起点となるのが「立春」だからです(´∀`)
立春から数えて88日目に当たる日を「八十八夜」といい、2016年は5月1日が八十八夜です。
八十八夜は、春から夏に移る節目の日で、縁起の良い日とされてきました。
また、「八十八夜の別れ霜」ともいうように、この頃から霜がなく安定した気候になるので、茶摘みを始め農作業の目安の日とされています。
ただ、逆に「八十八夜の忘れ霜」という言葉もあり、農作物には注意の必要な、まさに「季節の変わり目」でもあります。
お茶に関していえば、八十八夜のまさにその日に摘まれた新芽で作った新茶は、無病息災の縁起物として特に珍重されます。
こだわりの「八十八夜摘み」とまでいかなくても、冬の間に栄養を蓄えたチャノキの新芽で作られる「新茶」は滋養にあふれていますので、「無病息災」「健康長寿」を願い、今年も新茶を楽しみましょう♪
新茶が楽しみで仕方がない、茶ムリエ はま茶ん でした(´∀`)